会 長 挨 拶
このたび、『東京佐賀県人会』の新しい会長に就任することになりました寺町隆己と申します。出身は「次郎物語」で有名な下村湖人の生家がある神埼市千代田町でございます。
県人会には40年以上前からお世話になっておりますが、まさか私が会長を仰せつかるとは夢にも思っておりませんでした。未熟者ではありますが、県人会の発展に微力を尽くす所存ですので何卒よろしくお願い申し上げます。
『東京佐賀県人会』は佐賀県出身の、あるいは佐賀県に縁がある皆様が集う組織です。また佐賀県とも協力することにより、遠く離れた東京に居ながらも地元・佐賀との絆を深める大切な活動の場でもあります。
これまで幾多の先輩たちが、その活動を脈々と今に伝えてこられました。その先輩方のご意志、ご努力に敬意を抱きつつ、私は微力ながらもその活動の一端を担う覚悟でございます。そしてこれからも、皆様方の交流をより一層促進し、お互いに刺激し合あうような組織をめざしていきたいと考えております。
さて、その組織ですが、実はいま大きな問題を抱えています。それは「会員数の減少」です。少子高齢化の影響に伴い、会員数は減り続けております。そこで、これを機会に皆様へお願いがございます。皆様の周りに佐賀県に縁のある方がおられましたら、ぜひ『東京佐賀県人会』に入会をお勧めいただきたく存じます。入会してみたいと思えるような魅力ある県人会にするためにこれから様々な企画を考えてまいります。
繰り返しになりますが『東京佐賀県人会』は佐賀県出身の、あるいは佐賀県に縁がある皆様が集う組織です。つまり皆様一人ひとりの組織です。だからこそ皆様と一緒に県人会を発展成長させたいと考えております。
大隈重信公が築かれたこの伝統ある『東京佐賀県人会』を後世の代に繋ぐのは私たちの使命でもあります。ともに素晴らしい未来を築いていきましょう。